好き好きエロゲーライフ3
2006年7月23日 好き好きエロゲーライフ 本日のお題は『斬魔大聖デモンベイン』です。内容をかいつまんで説明しますと、クトゥルー神話を絡めたロボットアクションものです。発売は2003年。
ニトロプラスというメーカーが18禁ゲームで目指した方向性というものが、特殊に感じられたので今回取り上げました。18禁ゲームという媒体で、アクション活劇を見せるというのがニトロプラスが取った方法論で、その集大成がデモンベインであるように思います。アクション物というと、他の映画やテレビという媒体ではありふれたものですけど、18禁ゲームでは奇異なものだったんですね。恋愛要素やポルノがほとんど皆無なものを18禁ゲームで描く意味ということを考えさせられます。
デモンベインをやった感想は、バトルシーンでの興奮が大半なんですが、一種懐かしさのようなものが感じられます。その懐かしさのルーツを探ると、少年時代に見たロボットアニメや、特撮戦隊物に行き着きます。敵を倒していく、つまり試練を乗り越えるたびに強く、たくましく成長し、世界を守るために戦う主人公は、まさに少年漫画的な王道展開なんですが、大人になった私たちを引きつけてやまないものがそこにはあります。なんだかんだで小難しい論理よりも勧善懲悪を好む心理があります。
恋愛ものが旺盛な業界なんですが、デモンベインのようなもの(アクション活劇)を受け入れる素地はどこから来ているのかと考えると、ライトノベルにあるように思えます。2003年という時代、中学、高校生の少年時代をライトノベルを読んで過ごした層が18禁ゲーム市場のメインターゲットになってきたのがあの時代だったのではないかと考えるわけです。もっというとライトノベル初期の層が18禁ゲームをつくる側に回っているのではないかという憶測もできます。
2003年以降の18禁ゲームはますますライトノベルとの親和性が高くなっていくのですが、その起点となったのがデモンベインではなかったのかと思います。今日はライトノベル好きに薦められうる18禁ゲーム、デモンベインをお送りしました。
今日の一言 斬魔大聖デモンベイン
ニトロプラスというメーカーが18禁ゲームで目指した方向性というものが、特殊に感じられたので今回取り上げました。18禁ゲームという媒体で、アクション活劇を見せるというのがニトロプラスが取った方法論で、その集大成がデモンベインであるように思います。アクション物というと、他の映画やテレビという媒体ではありふれたものですけど、18禁ゲームでは奇異なものだったんですね。恋愛要素やポルノがほとんど皆無なものを18禁ゲームで描く意味ということを考えさせられます。
デモンベインをやった感想は、バトルシーンでの興奮が大半なんですが、一種懐かしさのようなものが感じられます。その懐かしさのルーツを探ると、少年時代に見たロボットアニメや、特撮戦隊物に行き着きます。敵を倒していく、つまり試練を乗り越えるたびに強く、たくましく成長し、世界を守るために戦う主人公は、まさに少年漫画的な王道展開なんですが、大人になった私たちを引きつけてやまないものがそこにはあります。なんだかんだで小難しい論理よりも勧善懲悪を好む心理があります。
恋愛ものが旺盛な業界なんですが、デモンベインのようなもの(アクション活劇)を受け入れる素地はどこから来ているのかと考えると、ライトノベルにあるように思えます。2003年という時代、中学、高校生の少年時代をライトノベルを読んで過ごした層が18禁ゲーム市場のメインターゲットになってきたのがあの時代だったのではないかと考えるわけです。もっというとライトノベル初期の層が18禁ゲームをつくる側に回っているのではないかという憶測もできます。
2003年以降の18禁ゲームはますますライトノベルとの親和性が高くなっていくのですが、その起点となったのがデモンベインではなかったのかと思います。今日はライトノベル好きに薦められうる18禁ゲーム、デモンベインをお送りしました。
今日の一言 斬魔大聖デモンベイン
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