読み直そうかな

2008年2月8日 読書
 『ラギッド・ガール』(飛浩隆)読了しました。読み終わってからも全然熱が引いていきません。こんなに興奮して小説読んだのは久しぶりです。短編集だからゆっくり味わって少しずつ読むつもりだったんですが、魅力に抗えずに一気に読んでしまいました。一巻の『グラン・ヴァカンス』を読んだのはほんの二ヶ月くらい前ですが、再読しようかと思ったほどです。『象られた力』を読み直すのも良いかも。刊行された三冊全てが気に入ったので、次からはデフォ買いします。
 
今日の一言 歯型をつけられました

ヤバイな、コレ

2008年2月7日 読書
 『ラギッド・ガール』(飛浩隆)を『クローゼット』まで読み終えて、思わず出た言葉です。年末に廃園の天使シリーズ一巻目の『グラン・ヴァカンス』を文庫版で読んだので、二巻目の『ラギッド・ガール』も文庫版を待とうかと思ったんですが、我慢出来ませんでした。
 飛浩隆氏の小説を読んでいるとイメージの鮮烈さ、浸透力に打ちのめされそうになります。文章に艶があると言えば良いんですかね。生と死、創造と破壊、動と静の世界にゾクゾクします。
 全く説明なしで話を進めてすみませんね。早川書房のSF小説です。飛浩隆氏の短編集『象られた力』は文庫で発売されているので、興味がある人は読んでみてはどうでしょう?

今日の一言 極稀にはSF小説の話もします

近所の本屋

2007年6月25日 読書
 最寄の本屋まで自転車で15分くらいで、自転車でいける範囲にはそこくらいしか候補がないんですが、品揃えの悪さにうんざりしました。
 たまにSF小説(国内作品ですが)が読みたくなるので、天涯の砦/小川一水を買いにいくも品切れ。それならばとラキッド・ガール/飛浩隆を探すも品切れ。もうSFじゃなくてもいいやと、とらドラ/竹宮ゆゆこを探すも一巻のみ品切れ。
 なにこれ。やる気あんのか。
 仕方なくついでで買う予定だったテックジャイアンだけ買って帰ることに。田舎はあかんね。
 
 兄貴のところからパクってきたロケットガール/野尻抱介で先週は乗り切りました。女子高生が宇宙を目指す話でした。宇宙開発ものは良いですね。不断の努力で宇宙を目指す人間の生き様が好きです。知恵と勇気で困難を克服するのにはしびれます。
 ところで野尻抱介はフランスになんか恨みでもあるんですかね。
 
今日の一言 OUSFでもたまにはSFのことを思い出してあげてください 

すぐ泣く

2006年12月6日 読書
 銀盤カレイドスコープが完結したので読破しました。で、タイトルに書いてある通り、クライマックスで決壊。原因はヒロインのタズサ様に惹かれすぎているせいなんですが。
 しかし銀盤カレイドスコープはタズサ様だけ、ぶっちぎりで私のハートを鷲掴みにしましたね。タズサの生き様がかっこいいんです。憧れという言葉が一番しっくりくるような気がします。普段萌えばっかり言ってますが、それとは別の感情です。
 銀盤カレイドスコープはスポ根であって感動系ではありませんので、そういうのを期待して読むと話が違うということになるので注意してください。でもストーリーの面白さは文句なしだと思います。冊数も全9巻とお手ごろな感じですし、未読の方は是非一度読んでみては如何でしょうか。

今日の一言 泣くのもいいね
ISBN:484022658X 文庫 鎌池 和馬 メディアワークス 2004/04 ¥599
 OUSFの一部で大人気の本書を、私も遅ればせながら読んでみました。読後の感想はつまらないというわけではない、という何ともいえない半端なものです。Tori君がどうしてマジギレしていたのかはわかりませんが、そこまで貶すほどでもないと思います。
 前半の導入部分でやたらと世界設定が説明されるのですが、予想通り話自体に絡みませんでした。主人公を始めとして、超能力を持っているのですが、前半で説明するふりして放り投げているのは感心しました。
 起承転結の転のあたりで、本当の意味での悪役はいないという話の展開になってきたあたりで急速に興味を失っていきました。とにかく悪役に魅力を感じません。
 あれ?こうして書いてみると悪口しか言ってない気がします。おかしいですね。起承あたりまでは結構楽しく読めたんですが、まとめ方が気にいりませんでした(他にも気に入らないところはあるけど)。

今日の一言 イリヤのほうが好きです

軽やかに読もう

2005年12月24日 読書
 本日はクリスマスイヴですが、生まれてこのかた、恋人と清き良き日を過ごしたことなどありません。暇な方、一緒にケーキでも食べますか。

 寂しき独り者が何をしていたかというと、日がな一日ライトノベル(銀盤カレイドスコープの五、六巻)を読んでいました。有意義な休みの過ごし方です。イラスト担当が鈴平ひろ(エロ絵描き)なので誤解される方もいらっしゃるかもしれませんが、話自体が面白いのでお薦めです(無論そういう楽しみ方をされても結構ですが)。アニメ化もされていますが、そちらはスルーされるのがよろしいかと。さまようものをピックしたいのなら止めませんよ?
 フィギュアスケートが新採点システムに移行したのを受け、作品もそれに沿った形になっているのですが、スケートシーンのテンポが悪くなったように感じました。六巻はヒロインのタズサがほとんど出てこないので、タズサ萌えの当方としてはマイナス修正がかかっただけかもしれません。

今日の一言 清しこの夜

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