昨日は今週はもう「明日君」の話しかしないと言ったような気がしますが、折角お気に入り作家の新単行本が出てるのでその話をします。タイトルは「こいのり」、著者はしらんたかしです。お察しの通り成年コミックでありんす。
 しらんたかしの魅力は変態で倒錯的なシチュエーションにあると思います。前作「おねちゅ」でもその片鱗はのぞかせていたのですが、今作では顕著になってきたようです。たまに変態過ぎてついていけなくなることもありますが、それもまた一興です。ここからは収録作について。
「目線」三話
昭和初期、盲目の財閥令嬢と使用人の話。使用人の阿智は、お嬢様の目が見えないのをいいことに、目前で自慰をすることで立場上の屈折した思いを解消していたが、お嬢様にはバレバレでしたという話。身体的なハンディキャップと身分の差という男女双方に負い目があるのが良いです。
「ハハワカガエリ」三話
化粧品会社の事故に巻き込まれた母親が身体的に若返り、息子が欲情してしまうという話。母息子の近親モノは嫌いなジャンルのはずなんだけど、この話は結構好きなんだよね。しらんたかし先生ありがとうございます。
「興味アリ」二話
隣家の中学生の風呂や着替えを覗いてオカズにしてたら全部ばれていたという話。ガンガン言葉攻めしてくる年下のS娘がツボ過ぎて困ります。ゾクゾクします。どんどん罵って欲しい(笑)。キバヤシ一押し。

 成年コミック一冊感想書いたの初めてでしたけど、結構書けるものですね。気が向いたらまた書くかもしれません。

今日の一言 ついてきてる?

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